ホロスコープを使った占い

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ホロスコープは、西洋占星術で個人の占いを行うときに、その人の生まれた場所や時間から見える月や太陽、諸惑星の位置関係を表した図を指します。
ギリシャ語で「上昇する角度と時間の関係」という意味があります。



通常は太陽の見かけの通り道である黄道を十二宮に分割します。その上にそれぞれの位置を書き込んで、占い師が様々な解釈を伝えます。



現在残っている最古のホロスコープは、前5世紀から前3世紀の間のバビロニアで書かれた楔形文字粘土板です。



貴族の子弟の運勢を占っていたと考えられています。



一般人にまで普及したのはヘレニズム時代のギリシャやローマです。その後バビロニアやギリシャで惑星天文学が発達して、ホロスコープを使った占いが可能になりました。



ホロスコープ占星術は、西洋独自の風土に深く結びついており、技術的にも特殊だったので、他の文化圏に同様の形態が発生する可能性は低いです。



日本では鎌倉時代にホロスコープが2つ残されています。


これはヘレニズム時代のギリシャからインドなどを経由して、密教とともに日本に伝わったとされます。



日本では宿曜法師がホロスコープを使いました。

一方当時の中国では、個人の生年月日で運勢を占っていましたが、生誕時の暦注や干支に基づいて計算する四柱推命が主流でした。
よってホロスコープ占星術は普及しませんでした。
ホロスコープの形は西洋では昔から四角形ですが、日本や中国では円形でした。
現在では円形のものが多く作られています。



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